村田ちひろ

　4歳からCMやポスターなどのモデルとして活躍し、2000年度から「天才てれびくんワイド」のレギュラーとなった村田ちひろちゃん。てれび戦士2年目に入っての心境、いつも絶えない笑顔の裏側を聞きました。

Profile

インタビューより抜粋

――「天才てれびくんワイド」。もう2年目になりましたね。どうですか、新しい子も入ってきて。
「小さい子がいっぱい入ってきたんですね。去年は最年少だったんだけど、次は上になったから、小さい子がかわいいです。」
――あと、司会者が替わったよね。どんな感じですか。
「角田（信朗）さんは物真似が得意っていうか上手だから、みんな休憩とかが入ると『何の物真似やってー』とか言って楽しいし、（山川）恵里佳さんは元気だから、話したりするのが楽しくなるんですよ。だから楽しいです。去年も楽しかったけど、今年も楽しいです。」

――生放送と録画っていうのは違うかな。
「はい、違いますね。生はね、やり直せないから、もう始まる前すっごいドキドキドキドキドキドキだったんだけど、もう今年は慣れてきました。」

――ちーちゃんのように元気に生きるためにどうすればいいか、コツを教えてください。
「面白いことを発見したら、面白いことを頭に入れておいてそれを考えると、やっぱり面白いです。」
――最近見つけた面白いことは何ですか。
「どんぐりの名前でこならっていうのがあって、それが面白かった。」

取材後記拡張版

　全身をピンクと赤で固めて登場したちーちゃん。その服装の華やかさに負けないくらい、笑顔の絶えない明るく楽しい女の子でした。「こなら」の語感ひとつで幸せを感じられる素朴さ。笑顔の種、元気の素はそこら中に転がっているのだということを教えられたような気がします。

　意外だったのは、上の抜粋の中にもあるように、「ドキドキ」という言葉が頻繁に出てくることでした。不安を感じることなくいつも笑っていられるのも才能ですが、緊張し不安を感じながらも「面白いこと」に目を向けて自分の中から笑顔を引き出す、そんな才能もあるのですね。

　「もう今年は慣れてきました」「小さい子がかわいいです」とお姉さんぶりも示していたちーちゃん。実際に弟さんを持つ本当の「お姉さん」なのですが、本誌インタビューではその弟さんとの日常風景も聞いています。ほのぼのとしたとても仲のいい姉弟のようです。[遠藤芳隆]

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