後藤果萌

トヨタ自動車「NOAH」や資生堂「City Veil」等、CMでお馴染みだった後藤果萌ちゃん。このたびドラマ「すずがくれた音」にレギュラー出演したのをきっかけに取材させてもらいました。

プロフィール

インタビューより抜粋

男子と女子

ＹＥ　クラスの中でも険悪というか。 果萌　はい。毎日が喧嘩ばっかりですよ。 ＹＥ　喧嘩の中心にいるわけですか。 果萌　そうですね……誰かが喧嘩してたりしたら、理由を聞いて、ふーんって言って、たまーに中に入っていくこともあるんですけど、入らない方がいいかって言って諦めることもあります。 ＹＥ　役も男嫌いな感じだったよね。これは実際の性格に近いのかな。 果萌　全然近くないです。ほとんど、去年なんかは毎日男の子と遊んでました。仲がいい。

いくらくれる

ＹＥ　長くて知らない言葉も入ってる台詞を覚えるコツはあるんですか。 果萌　いや、先生から聞いたんですけど、５年生の脳が一番吸収しやすいらしいんですよ。だから、それを活かせたのかなと思って。ですけど、学校に台詞の紙を持って行ったり、覚えたり、ずっと読んでました。ずっと練習してました。 ＹＥ　何か頼まれると「いくらくれる」って。 果萌　ああ、それも（普段）言うんですけど、お母さんが「働くのは当たり前」って言って、もらえません。

いいのよ！

ＳＯ　弟のサッカーを見に行ったりとかはしない？ 果萌　しますね、はい。 ＳＯ　応援して。 果萌　でも応援すると負けちゃうんです。見に行くと必ず負けるので、試合とかはあまり見に行かないようにしてるんですけど（笑）。 ＳＯ　応援しに行って、弟さんに何か言われる？来なくていいよとか。 果萌　言われます。「いいのよ！勝手でしょ」って。

取材後記拡張版

NOAHのCMが流れていた頃も、その美しさから何度かインタビュー候補には挙げていたものの、ミュージカルは見ていないし…と二の足を踏んでいました。その後NOAHのCMは別の子に代替わりし、しばらくして「すずがくれた音」が始まりました。コメディタッチのドラマで難しい役にしっかり適応している姿を見て、これはインタビューするしかない! と思い、今回の取材となりました。

演技の上手い子に心がけを聞くと、結構「台本をよく読んで監督さんの説明をよく聞いて」と基本的な答えばかり返ってくるものですが、今回は具体的な苦労話が聞けてちょっと新鮮な感じがしました。

「すず」での役は超優等生でしたが、本人曰く役と自分自身とは全然違うそうです。でも話を聞いていると、役ほど天才的ではないかもしれませんが頭も良く真面目で快活で人望が厚く、非の打ち所のない子に見えました。ただし、(これも本人曰くですが)相当なおっちょこちょいだそうです。

私生活でも眼鏡をかけることがあるそうなので、普段学校で使っている眼鏡を着用してもらった写真を本誌にも掲載しました。「すず」での眼鏡姿に惚れた方にもある程度お楽しみいただけるのではないかと思います。

2004.12 [遠藤芳隆]

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