ココロコロン

長野が生んだ3人組地方アイドル・ココロコロン。東京と長野を股にかけて活躍する彼女達に、東京・中野でのライブの直後にインタビューしてきました。

プロフィール

本誌「直筆アンケート」より抜粋。データは取材当時(2006.7.8)。

インタビューより抜粋

おなか痛ーい

ＹＥ　ココロコロンになって最初のころはどんな感じでしたか。 かほ　一番最初の単独ライブのときは、すっごい緊張しました。みんなで「おなか痛ーい」って。 えりな　ね、言ってたよね。 かほ　言いました、楽屋で。 みわ　私も一番最初のライブはたくさん人が来てくれるかなとか心配だったんですけど、お客さんとかが盛り上がってくれたので良かったです。 えりな　私もどきどきしてて、おなか痛くなったんだよね。 かほ　一人がおなか痛くなるとみんなに感染っちゃうんです。

癒される

ＹＥ　３人でやってて、他の２人を見てすごいなと思うところはある？ かほ　歌ですね。本当にレコーディングしてるときとか、２人の歌を聴いてるとすごい癒やされるんですよ。音も外さないし、上手いから。で、自分の番が来て歌うと、「あぁ〜」って思っちゃうんですよね。 えりな　かほちゃんはやっぱりお喋りが上手ですごいってね。 みわ　うん、思う。 えりな　いつもライブのときもね。 かほ　途中で止まるじゃん。 みわ　私もかほちゃんはトークがすごい上手で、ライブのときも面白いです。

家族

ＹＵ　家族とのエピソードみたいなのはありますか。 かほ　仲がいいんですよね。だからごはん終わったあととか、お父さんとお母さんと妹とかほで、テレビ一緒に見てて、話したりしてます。 みわ　うちも結構みんな仲良くて、たまにココロコロンのライブお兄ちゃんとかも見に来たりして、感想言ってくれたりします。 えりな　やっぱり仲がいいです、はい。

取材後記拡張版

長野の大地に育まれた純朴さにひたすら癒されてしまいます。小柄で、穏やかで、飾り気のないかわいらしさ。いや、かほちゃんあたりは結構お喋りさんですが、その口調にもどこか角のないまろやかさを感じます。

インタビュアーの私がかほちゃんの隣に着席したこともあってか、かほちゃんが主に話す展開になりました。私としてはえっちゃんやみわちゃんにも意識して話を振ったつもりだったのですが、できあがった原稿を見るとやっぱりかほちゃんが喋ってます。本人も自覚して「喋りすぎてる」などと自戒の言葉をつぶやいていました。

3人のキャラクターもいいですが、明るく素朴でちょっとだけ切ない楽曲も、ココロコロンの強い武器です。トークではやや心許ないみわちゃんとえっちゃんが、歌になると水を得た魚のように輝きます。機会があれば是非聴いたり観たりしてください。

2006.8 [遠藤芳隆]

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